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2009年5月31日日曜日

やっぱり美濃は濃い




今まで行こう行こうといって行けてなかった山。瓢ヶ岳(フクベガダケ)。
美濃市最北端にして最高峰の山(1163m)。
ボルダリングの聖地としても有名な山。
授業でも関わっている片知という集落にある山。

これを登らずに美濃は語れない。片知の人と語れない。

ということで測量の仕事が急遽無くなったので登ってきました。


瓢ヶ岳そのものは林道から1時間30分ほどで登れてしまう。
それもつまらんので二つ手前の片知山から縦走してみた。
1000mアップの15km。
片知とはその昔、堅地と書かれていた。それくらい岩が多い場所。
とんでもなくデカイ岩が片知川近くに転がっておりそこをフィールドにしたボルダリングが
有名で毎年夏には大規模なボルダリング祭りが行われている。

そんな荒れた登山道をひたすら登る。人気のないルートなので藪が深い。
腰まである藪をかき分けて登る。登る。稜線に登っても藪と木で視界は開けない。
自分だけの世界に没頭しながら登り続けた。

瓢ヶ岳の山頂に近づくに連れて視界が開けだした。
これは山頂では北アルプスや御岳、乗鞍も見れるかもしれない!と胸をはずませラストスパート。

山頂に着くと74歳のお父さんがビールを飲んでいた。
声をかけるとひとしきり登山の話を聞かされた。

そうこうしているうちに雲行きが怪しくなる。
そのお父さんが剣山で遭難しかけた話になるころには土砂降り。
結局、景色はほとんど楽しめないままに下山。

話は長いがそのお父さんの笑顔は気持ちよかった。
またいつかどこかの山で一緒に登りたい。


林道から駐車場までの5kmほどの道を歩いていると天気も回復し、片知川の渓谷を散策してみた。

そりゃぁ、もうきれいな川でした。
南アルプス天然水のCMのような光景。土砂降りの後でも一点の濁りもない。
迷わず飛び込んで水の冷たさにブルッとし、岩場で甲羅干しをしながら
「やっぱ、いいとこだなぁ」っとしみじみと思った。

もっともっとこの地を知りたい。もっともっと遊びたい。


分け入っても分け入っても深い笹。



山頂にて。



いい笑顔のお父さん。山の話のほとんどが酒にまつわる失敗談。ステキです。

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