今まで行こう行こうといって行けてなかった山。瓢ヶ岳(フクベガダケ)。
美濃市最北端にして最高峰の山(1163m)。
ボルダリングの聖地としても有名な山。
授業でも関わっている片知という集落にある山。
これを登らずに美濃は語れない。片知の人と語れない。
ということで測量の仕事が急遽無くなったので登ってきました。
瓢ヶ岳そのものは林道から1時間30分ほどで登れてしまう。
それもつまらんので二つ手前の片知山から縦走してみた。
1000mアップの15km。
片知とはその昔、堅地と書かれていた。それくらい岩が多い場所。
とんでもなくデカイ岩が片知川近くに転がっておりそこをフィールドにしたボルダリングが
有名で毎年夏には大規模なボルダリング祭りが行われている。
そんな荒れた登山道をひたすら登る。人気のないルートなので藪が深い。
腰まである藪をかき分けて登る。登る。稜線に登っても藪と木で視界は開けない。
自分だけの世界に没頭しながら登り続けた。
瓢ヶ岳の山頂に近づくに連れて視界が開けだした。
これは山頂では北アルプスや御岳、乗鞍も見れるかもしれない!と胸をはずませラストスパート。
山頂に着くと74歳のお父さんがビールを飲んでいた。
声をかけるとひとしきり登山の話を聞かされた。
そうこうしているうちに雲行きが怪しくなる。
そのお父さんが剣山で遭難しかけた話になるころには土砂降り。
結局、景色はほとんど楽しめないままに下山。
話は長いがそのお父さんの笑顔は気持ちよかった。
またいつかどこかの山で一緒に登りたい。
林道から駐車場までの5kmほどの道を歩いていると天気も回復し、片知川の渓谷を散策してみた。
そりゃぁ、もうきれいな川でした。
南アルプス天然水のCMのような光景。土砂降りの後でも一点の濁りもない。
迷わず飛び込んで水の冷たさにブルッとし、岩場で甲羅干しをしながら
「やっぱ、いいとこだなぁ」っとしみじみと思った。
もっともっとこの地を知りたい。もっともっと遊びたい。
分け入っても分け入っても深い笹。
山頂にて。
いい笑顔のお父さん。山の話のほとんどが酒にまつわる失敗談。ステキです。
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