担当した作業は床下調湿材の炭の袋詰めと集成材の補修作業。
極めて単純で初心者でもすぐにできる作業。工場内は機械音と接着剤の臭いと木粉が立ちこめている。
自分の身と将来やりたいことを告げるとここでもやはり「山の仕事は大変だよぉ」のおきまりの言葉だ。
今日一日で俺は山の仕事がいかに素晴らしくやりがいのあることかを再認識した。
山の傾斜、方位、場所、植生、季節、気候。ひとつとして同じ作業はない。聞こえるのは鳥や虫あるいは動物の音。花の臭い、風の感触、日々育つ木々に遠くの山々。
なんと素晴らしい仕事だろう。
とは言え、工場の仕事がなければ山の仕事は成り立たない。山の恩恵を残り残さず利用するとても大事な仕事。
工場で働く人は言う。
「もっとも汚い職場へようこそ」
人々の表情に笑顔はあっても自信がない。どことなくケニアでよく見た表情だ。
違う!違うよ!
札幌や東京がすべてじゃないよ!あなたたちがしていることは誇るべき仕事なんだよ。
そんなことを伝えられるとしたら外からやってきた自分たちの役目なんだろう。地域づくりや地域活性なんてものはそういうことなのかもしれない。
俺がここ下川で働くことになったらそれを意識していこう。下川の良さ。それを山仕事から伝えていきたい。もちろん、職場環境や制度も変えていかなければならないけれど。
なんて思った有意義な1日。
夜は一緒に研修受けてる道産子娘(上川町)と森林管理所の職員と下川トマトジュースに舌鼓(俺はビール)。進路相談に乗ってる場合じゃないけど林業を志す若者を放ってはおけない。どうして林業を志す人はみないい人ばかりなんだろうか。
明日で下川の研修は終わるけど個人的な林業視察の旅はまだまだ続きます。
追伸
昨日、現場で北欧式伐倒スタイルを実践している作業員に会いました。また、ここでは防護服は当たり前の環境で「内地の人は装備が弱い」と指摘された。
北海道の林業は極めて幼稚と言った人間に見せつけてやらないと。
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