私はもっぱら電話対応をしているのですがそこでは被災者からの依頼やボランティア希望者、各種の問い合わせなどに対応しています。
いろいろな立場の人と話をするので今回の震災の状況をまざまざと知ることになります。
センター内での活動になるので私は沿岸の津波被害の状況を見たことがありませんでした。
興味本位で行くことには抵抗がありましたし、自分に任されている仕事の重要さにやりがいも感じているので沿岸に行くことはないと思っていました。
今日はこちらに来て初めてお休みをいただいていたので一般のボランティアとしてセンターに行ってボランティア活動に参加してきました。
普段電話で被災者の方と話しているとはいえ、やはりこの目で見ておきたかったし、ボランティアさんともっと交流したかったからです。
受付をすませ、要請ごとに参加希望を募るのですがここ数日は要請の数よりボランティア希望者の数の方が多く長時間待たされるケースが続いています。
また、引越の手伝いや倒れた家具の移動といった作業が中心でいわゆるテレビで放送されているような津波の被害地で泥出しといった作業はあまりありません。
遠方から駆けつけたボランティアにとっては少し拍子抜けなところもあり「仙台はたいしたことない」と思うこともあるようです。
でも、独居老人や要介護者などにとってはタンスひとつ運ぶことがどれだけ大変なことか。
度重なる余震のなか倒れかけのタンスの横で眠ることを余儀なくされている人にとってボランティアにできることの意味を直接感じたいと思ったのです。
それとほぼ毎日参加しているボランティアの人も多く、そうした人達の多くがまた被災者なんです。彼らがこの震災をどう捉えているのか、ボランティア活動を通じて何を感じているのかを知りたかったのです。
つづく。
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