
俺は知らなかった。
一秒一秒、一つ一つの場所で雪は違ってるってこと。
やわらかい雪。硬い雪。乾いた雪。濡れた雪。凍った雪。暖かい雪。軽い雪。重い雪。やさしい雪。厳しい雪。
どれとして同じ雪はないんだね。
そして、、
雪はイスにもなり、テーブルにもなり、トイレにもなり、ベッドにもなり、キッチンにもなる。シェルターにもなれば水にもなる。
道は全てなくなるけど、それはすべてが道になることを意味している。
行きたいところに行けて、眠りたいところで眠れる。
川も滝も凍り、雪が覆いつくし、渡れる。登れる。
雪化粧とは良く言ったものですべてが白で覆われ、一点の汚れもない景色が目の前に広がる。
信じられないほど美しい景色がそこにある。
だけど、、
風は全てを凍らせる。(仲間の指は凍りつき今もどす黒く腫れ上がっている。)
雪崩は全てを飲み込み命を奪う。
一秒一秒が命がけだ。一つ一つの判断が自分と仲間の命に繋がっていく。
どうしようもないほど自然の力は大きくて、ちっぽけな自分なんかあっという間に死んでしまいそうと思うけどどっこい生きている。
もう、雪なんていらない。
もう、二度と山なんか行かない。
なんて何度も思うのだけど次の瞬間には「今度はあれしたい、次はこれしよう」と思ってる。
それは美しい景色を見たときだったり、野生動物だったり木を見たときだったりするけど
そんな厳しさの中でピュアな自分自身を見つけたときだったりもする。
難しいことを考えるのではなく「ここが俺の生きている場所だ」と感じられる瞬間がそこにはあるんだね。
あと数日で下山します。
この40日間の出来事は下山してから報告します。
とにかく。
もう、雪なんて・・・・ 大好きだ~~~!!
<写真上:赤岳山頂を横岳から望む>

<写真上:雪上でのトレーニング風景>

<写真上:アイスクライミングの風景>
2 件のコメント:
ふふふ。ハマったな。
道が埋まり、全てが閉ざされたかのような錯覚に落ちる冬。
スキーを履けば全てが道に見え、全てがキャンパスになる。
どこに向かおうが、何を描こうが自由だ。
自分の愚かさや小ささを思い知らされる冬期の自然の中で、頑張った者だけが目に出来る景色と頑張った者だけが感じる自由。
俺も雪が好きだ------!!!!!!!
Naoki
ははは。ハマったよ。
北の大地が俺を呼んでるぜ~!
一緒に遊びましょう~~~!!!
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