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2010年12月23日木曜日

伝えたいことを伝える方法





私の学校は「森と人を繋ぐ学校」を謳っています。

だから林業だけでなく、木造建築・木工・里山そして環境教育のコースが用意されているのです。

環境教育のコースでは伝えたいことを伝えるための技術を専門的に学びます。

われわれ林業のコースでも実は森林環境教育という授業がありまして、先日、小学校・中学校・大学の学生さん相手に出前授業を行いました。

伝えるための技術は特に学んでいないわれわれですが、伝えたいことはそれほど山ほどあります。

森のこと。木のこと。林業のこと。山村のこと。世界のこと。


それをストレートにぶつける。


ネタや小細工もなしです。

話す技術もヘタクソだし、子供たちにはやや難しいかもしれないという内容も入れ込みました。

きっと環境教育的には Not Good な授業だったと思います。
でも、私たちには The Best だったと思っています。
肝心な子供たちにとってはどちらがいいのかは正直わかりません。



環境教育の現場ではいつもなんとなくしっくりこない違和感を私は感じます。

だから、今までそういう機会から自分は無意識的に距離をとっていました。

だけど、「伝えたい」という思いは今も昔も強く持っていました。

そんな時に森林環境教育を担当している教員(林業のコース)の一言に私は強く共鳴したのです。


「現場の人間だから伝えられることがある。そこに伝える技術などは要らない。」


その教員曰く「伝えるプロの話は聞いていてわかった気になる。だけど、すぐに忘れてしまう。現場の人間の話は何を言っているのかわからない。だけど、ずっと心に残る。」



今回の出前授業が子供たちにとってこの先どんな意味を持っていくのでしょうか。
それは子供たち次第ですし、私がそこまで考える必要はないのかもしれません。

だけど、私たちの思いが何らかのかたちで子供たちの未来に繋がっていったらやはり最高にうれしいです。

それが私たちのパワーの源になっていくのですからね。








ブリ縄体験のひとコマ。(小学生)

間伐体験のひとコマ。(看護大学)

木登り体験。(中学生)

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